今回の症例は、下まぶたの外反症についてです。
原因はいろいろあります。顔面神経麻痺や、ただの加齢によるものもあります。
下まぶたが外反症していると、目が閉じれなくなります。しかもこの状態で眼瞼下垂手術すると、よけい目が閉じれなくなります!
外反症を治す手術はかなり難しく、施行できる施設は多くありません。
当院は専門で施行しております。では症例をみていきましょう。
85歳男性。2年前に眼瞼下垂手術してから目が閉じれなくなったとのことで、当院に来院されました。

下まぶたが垂れ下がっており、白目がみえていますね。元々この方は実は下まぶたの外反症があったのです。
さらにその後眼瞼下垂手術を施行され、さらに目が閉じれなくなったのですね。

閉じれないため、涙があふれています。このままでは眼球への傷もどんどん増えていき、視力にも関係してきます。
眼瞼下垂手術を戻すことも可能ですが、元々、下まぶたの外反症があったため、まずこちらを治療することを優先しました。

目頭側が大きく下にずれているのがわかりますね。ここを覚えていてください。
外反症手術とは、下まぶたの内側と外側を特殊な方法で持ち上げる術式です。
術後3ヶ月です。

ぱっとはわかりせんね。しかし明らかに目は閉じれるようになり、涙も減りました。

比較してみましょう。




なみだも減って、下まぶたの特に内側が持ち上がっていますね。この術式は非常に難易度が高いです。
このような手術も当院では可能です。放置せず、是非ご相談ください。
【費用】保険診療の場合:
・眼瞼下垂(挙筋短縮)手術
健康保険適応 3割負担 50,000円(税込み)@両眼
・睫毛内反症手術
健康保険適応 3割負担 40,000円(税込み)@両眼
・霰粒腫摘出術
健康保険適応 3割負担 2,100円(税込み)@片眼
(*自己負担額は保険負担割合や診療内容により異なります。)
(*他手術料金は都度お問い合わせください。)
【主なリスク・副作用】
- 腫脹、内出血
- 左右差
- 瘢痕形成
- 感染
- 再発
- 再手術の可能性
※掲載写真は患者様の同意を得て掲載しています。
※治療効果には個人差があります。
※掲載内容は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

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