今回の症例は86歳男性の眼瞼下垂についてです。
86歳男性、10年前から眼瞼下垂を我慢されており、やっと手術目的に当院に来院されました。
以前から伝えていますように、眼瞼下垂手術の中に眉毛下皮膚切除(いわゆる眉下切開)という術式があります。
しかしこれは適応範囲が非常に狭いと考えています。
ただ非常に良い適応となる方もいるのです。
その一部に、男性であって、皮膚が非常に分厚い、そして挙筋機能低下がないことです。
術前をみていきましょう。

雪崩のように皮膚が垂れ下がっています。厚みも結構あるのがわかりますよね。
調べた結果、挙筋機能低下はありませんでした。
まさに!眉毛下皮膚切除を行いたい!と思わせるまぶたです。
ということで、眉下皮膚切除を施行しました。

大量に!皮膚切除を行いました。術後2週間になります。
あまり内出血などは目立ちませんね。黒目がちゃんとみえるようになって、すっきりしたまぶたになっています。
症状もまぶたを開けるのが楽になったとのことでした。
抜糸して、術後3ヶ月経つと・・・

傷痕も目立ちませんね。症状もよいです。
ぱっちりとはしていませんが、症状がよくなって、男性ならこのくらいの仕上がりがちょうどよいんではないでしょうか。
比較してみましょう。


印象の大きな変化はないですが、かなり眼瞼下垂は改善しているのがわかりますね。
保険手術の場合は術式指定できませんが、多くの経験からその患者さんにあった術式を選択しております。
是非ご相談ください。
【費用】保険診療の場合:
・眼瞼下垂(挙筋短縮)手術
健康保険適応 3割負担 50,000円(税込み)@両眼
・睫毛内反症手術
健康保険適応 3割負担 40,000円(税込み)@両眼
・霰粒腫摘出術
健康保険適応 3割負担 2,100円(税込み)@片眼
(*自己負担額は保険負担割合や診療内容により異なります。)
(*他手術料金は都度お問い合わせください。)
【主なリスク・副作用】
- 腫脹、内出血
- 左右差
- 瘢痕形成
- 感染
- 再発
- 再手術の可能性
※掲載写真は患者様の同意を得て掲載しています。
※治療効果には個人差があります。
※掲載内容は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

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