78歳男性の溢れるなみだ、重大な涙嚢炎の原因となりうる鼻涙管閉塞症。根治的な日帰り全身麻酔による涙嚢鼻腔吻合術。

今回の症例は重症の涙道閉塞の一種、鼻涙管閉塞についてです。

これは放置すると涙嚢炎という目頭の大きな感染症を引き起こすので非常に危険な病気です。

なみだがずっとでる、などといった症状が実は危険なサインだったりするんです。

今回の方は78歳男性で、15年前からなみだ目の症状がありました。

他院でなんどか上流からアプローチする涙道チューブ挿入術を受けましたが、すぐ再発してしまったようです。下流の鼻涙管閉塞に対しては実は上流からの手術ではよく再発したり、完治しないことが多いのです。

検査の結果、このように涙が溢れています。また更なる検査では鼻涙管閉塞がみられました。

その為、日帰り全身麻酔手術で、涙嚢鼻腔吻合術DCRを行うこととしました。

術後を見ていきましょう。

ここまで涙が減りました。術後6年経過しましたが、いまのところ再発していません。

もちろん涙嚢炎のリスクも非常に低くなっています。

一度なみだ目が気になる方はぜひ一度検査を受けることをおすすめします。

【費用】保険診療の場合:

・眼瞼下垂(挙筋短縮)手術

健康保険適応 3割負担 50,000円(税込み)@両眼

・睫毛内反症手術

健康保険適応 3割負担 40,000円(税込み)@両眼

・霰粒腫摘出術

健康保険適応 3割負担 2,100円(税込み)@片眼

(*自己負担額は保険負担割合や診療内容により異なります。)

(*他手術料金は都度お問い合わせください。)

【主なリスク・副作用】

  • 腫脹、内出血
  • 左右差
  • 瘢痕形成
  • 感染
  • 再発
  • 再手術の可能性

※掲載写真は患者様の同意を得て掲載しています。

※治療効果には個人差があります。

※掲載内容は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

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