今回の症例は、15歳女の子の上逆さ睫毛手術についてです。
逆さ睫毛は上まぶた、下まぶた、どちらも発症することがあります。
顕微鏡でみないと分からなかったり、眼球を染めて傷の程度を評価しないと、その重症度も判別つきません。
ですので、眼科や我々の眼形成外科での診察が必要なのです。
では症例をみていきましょう。
15歳女の子。5歳ごろから二重がなくなり、常に目を擦ったり、目ヤニが止まらなくなったといった症状がありました。さらに学校検診で上まぶたの逆さ睫毛を指摘されて、当院へ受診となりました。
術前です。

二重のラインがはっきりしません。まつげも長く、二重の引き込みがないため、下に倒れています。
顕微鏡でみてみましょう。


かなり眼球に接触しているのがわかりますね。まつげの長さもその重症度に関係しております。
刺激のためになみだ目にもなっていますね。
その為、手術が必要と判断しました。日帰り全身麻酔で上まぶたの逆さ睫毛手術を行いました。
上眼瞼形成術を施行しました。
術後2週間です。

元々かなり厚ぼったいまぶたでした。そこをある意味、無理やり二重を作りました。
まだ腫れていますね。若い方なので、やや腫れが目立ちます。
しかし二重の引き込みはしっかり出来ているのがわかります。ここから腫れは急速によくなっていきます。
術後3ヶ月です。

いかがでしょうか。自然な二重になり、逆さ睫毛もよくなっています。


顕微鏡でみると、比べたら明らかですね。逆さ睫毛はしっかり改善しています。
傷も二重に隠れているので普段はみえません。
症状もなくなりました。是非お困りの方はご相談くださいね。
【費用】保険診療の場合:
・眼瞼下垂(挙筋短縮)手術
健康保険適応 3割負担 50,000円(税込み)@両眼
・睫毛内反症手術
健康保険適応 3割負担 40,000円(税込み)@両眼
・霰粒腫摘出術
健康保険適応 3割負担 2,100円(税込み)@片眼
(*自己負担額は保険負担割合や診療内容により異なります。)
(*他手術料金は都度お問い合わせください。)
【主なリスク・副作用】
- 腫脹、内出血
- 左右差
- 瘢痕形成
- 感染
- 再発
- 再手術の可能性
※掲載写真は患者様の同意を得て掲載しています。
※治療効果には個人差があります。
※掲載内容は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

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