今回の症例は他院での眼瞼下垂手術後の修正手術についてです。
未だ手探りでなんちゃって眼瞼下垂手術が行われているところもあります。
その場合、患者さん本人はちゃんと手術してもらったと思っていても、ちゃんとした解像度の高い手術がされていないと、術後にすぐ再発したり、せっかく作った二重が外れてしまうこともよくあるんです。
60代女性。数年前に他院で眼瞼下垂手術をしてもらったが、1年前からまぶたが重く、時々一重になってしまうとのことでした。夜間には特に左眼が閉じてしまい、生活に支障が出てきたので手術希望で来院されました。

術前です。他院での眼瞼下垂手術後とのことですが、まずまぶたが挙上していません。尚且つ、二重の引き込みがバラバラです。これは適切に手術がなされていない証拠ですね。挙筋腱膜をしっかり拾って縫合していないために、このようになります。
他院術後の再手術はかなり難易度が上昇します。結構難しくなるのですが、これではかわいそうですから、再度挙筋前転術を行いました。

術後3ヶ月です。左右の挙上量を調整しました。当院ではびっくり目になるまで挙げません。それはまぶたが閉じれなくなり、眼球に大きな傷がついて視力に影響してしまうからです。
症状が改善するギリギリのラインを狙って、より自然に、違和感ない、控えめの仕上げを行っています。


眼球に傷はありませんね。このように眼科医ならではの術後評価をしっかりしております。
二重のラインも揃いました。自費ですから、何度か調整しております。
当院では他院修正手術の経験も豊富にありますので、お困りの方はぜひご相談ください。
【費用】保険診療の場合:
眼瞼下垂(挙筋短縮)手術
健康保険適応 3割負担 50,000円(税込み)@両眼
睫毛内反症手術
健康保険適応 3割負担 40,000円(税込み)@両眼
霰粒腫摘出術
健康保険適応 3割負担 2,100円(税込み)@片眼
*自己負担額は保険負担割合や診療内容により異なります。
*他手術料金は都度お問い合わせください。
【主なリスク・副作用】
- 腫脹、内出血
- 左右差
- 瘢痕形成
- 感染
- 再発
- 再手術の可能性
※掲載写真は患者様の同意を得て掲載しています。
※治療効果には個人差があります。
※掲載内容は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

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