50代女性。左上まぶたにできた大きなできもの。まぶたの板の中にできる霰粒腫摘出術。

今回は、50代女性の霰粒腫摘出術についてです。

霰粒腫とはまぶたの板の中にできる”あぶら”の詰まりです。一定以上に溜まると吸収されなくなり、場合によっては炎症が起きて皮膚がただれてきます。

受診しばらく前から左上まぶたにできものが出来たので来院されました。

50代女性です。

一見、なにもなさそうですが・・・

このように左上まぶたの真ん中におおきなできものが出来ております。

実際触って場所を確認したところ、おそらくまぶたの板の中に限局していると考えられたので、霰粒腫摘出術を行いました。ただ注意が必要です。一部、腫瘍の可能性もあるからです。これに関しては顕微鏡下で手術していますので、術中判断することが可能です。

手術は、霰粒腫に間違いない所見があり、予定通り皮膚切開して綺麗に摘出しました。

皮膚切開しないと、霰粒腫はアリの巣のように広がっている場合もあるので、取り切れないことがあります。

取り残したり、再発したりすると、また皮膚がただれてきたりするのでちゃんと顕微鏡下で確認して取り切ることが非常に大切なのです。

術後2週間です。

傷は目立っていませんね。もちろん再発もなく順調に経過しておりました。

このように再発しなければ、傷は皮膚のシワに沿って切りますから、綺麗に治っていきます。

もちろん再発した場合は、再度手術を行うこともあります。ちゃんと術後の診察でそのあたりは問題ないことをよく確認するようにしております。

【費用】保険診療の場合:

・眼瞼下垂(挙筋短縮)手術

健康保険適応 3割負担 50,000円(税込み)@両眼

・睫毛内反症手術

健康保険適応 3割負担 40,000円(税込み)@両眼

・霰粒腫摘出術

健康保険適応 3割負担 2,100円(税込み)@片眼

(*自己負担額は保険負担割合や診療内容により異なります。)

(*他手術料金は都度お問い合わせください。)

【主なリスク・副作用】

  • 腫脹、内出血
  • 左右差
  • 瘢痕形成
  • 感染
  • 再発
  • 再手術の可能性

※掲載写真は患者様の同意を得て掲載しています。

※治療効果には個人差があります。

※掲載内容は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

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