今回の症例は、下眼瞼内反症についてです。
主に加齢によるものが原因ですが、眼瞼内反とは、下まぶたの縦方向と横方向の緩みが生じることで、まぶた自体が眼球側にひっくり返ってしまう病気です。
手術方法はいろいろありますが、非常に再発しやすいことが知られています。
ではどうするのでしょうか。基本的には初回は縦方向の緩みを矯正しますが、それで再発する方には横方向をピン!と張るような手術が必要になるのです。
ハンモックをよりしっかり張るというイメージでしょうか。なかなかこの術式をちゃんと施行してくれる施設はありまんせん。では症例を見ていきましょう。

81歳男性です。以前、右下眼瞼内反の手術歴がある方で、1か月ほどまえから再発したとのことで来院されました。
右下まぶたが眼球にひっくり返っております。

このように睫毛の全部眼球に接触するの眼球に大きな傷と、充血をもたらします。
ゴロゴロしていたいです。自然にはなおりません。
再発例として、水平短縮を行うことにしました。


下まぶたがちゃんと外側にひっぱられ、眼瞼内反が改善しているのが分かります。
充血もよくなりましたね。いまのところ、再発しておりません。
このように再発したとしても適切な対処法が当院にはあります。
他院術後でも対応しております。
【費用】保険診療の場合:
眼瞼下垂(挙筋短縮)手術
健康保険適応 3割負担 50,000円(税込み)@両眼
睫毛内反症手術
健康保険適応 3割負担 40,000円(税込み)@両眼
霰粒腫摘出術
健康保険適応 3割負担 2,100円(税込み)@片眼
*自己負担額は保険負担割合や診療内容により異なります。
*他手術料金は都度お問い合わせください。
【主なリスク・副作用】
- 腫脹、内出血
- 左右差
- 瘢痕形成
- 感染
- 再発
- 再手術の可能性
※掲載写真は患者様の同意を得て掲載しています。
※治療効果には個人差があります。
※掲載内容は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

コメント