今回の症例は、まぶたの腫瘍についてです。
まぶたの縁にできる腫瘍は見た目だけではわかりません。
ちゃんと摘出して病理検査に提出しなければならないのです。
ほとんどは良性です、しかしながら、一部に悪いものもあります。
ある程度みて診断できますが、気になっているなら摘出して病理検査することが勧められます。
またまぶたのできものは適切な方法で摘出しないと、逆さ睫毛や見た目が悪くなるリスクもあります。やはり専門施設で手術を受けるのがよいのです。
73歳女性。5年前より次第にできものが大きくなってきたとのことで当院を来院されました。

左下目頭に大きなできものがありますね。このような腫瘍は我々、眼形成外科医が得意とする腫瘍です。

睫毛の生え際にありますから、適切に摘出しないと逆さ睫毛が出てきます。
腫瘍摘出は短時間で終わりますので、当日手術を行いました。

術後2週間です。どうでしょうか、傷は全くわかりません。もちろん腫瘍は良性でした。
顕微鏡でみてみましょう。

逆さ睫毛は生えていません。このような評価は眼科医が顕微鏡でしないと判別つきません。
出来るだけ術後のフォローアップも当院では丁寧に行っております。
気になる腫瘍がありましたら、是非経験豊富な当院にご相談ください。
【費用】保険診療の場合:
・眼瞼下垂(挙筋短縮)手術
健康保険適応 3割負担 50,000円(税込み)@両眼
・睫毛内反症手術
健康保険適応 3割負担 40,000円(税込み)@両眼
・霰粒腫摘出術
健康保険適応 3割負担 2,100円(税込み)@片眼
(*自己負担額は保険負担割合や診療内容により異なります。)
(*他手術料金は都度お問い合わせください。)
【主なリスク・副作用】
- 腫脹、内出血
- 左右差
- 瘢痕形成
- 感染
- 再発
- 再手術の可能性
※掲載写真は患者様の同意を得て掲載しています。
※治療効果には個人差があります。
※掲載内容は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

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