今回の症例は挙筋機能低下型の眼瞼下垂についてです。
30代女性、出産を契機に眼瞼下垂の症状が悪化したとのことで当院に来院されました。
眼瞼下垂を自覚してから、頭痛、まぶしさ、肩こり、目の開けづらさなど様々な症状がありました。
これらは全て眼瞼下垂で生じうる症状ですが、必ずしも眼瞼下垂が原因とは言い切れません。しかし手術で改善する可能性もあるのです。
術前になります。

若いのにかなりまぶたが下がっています。

上を向いてもらうと、上まぶたが眼球に追いついていないません。これは挙筋機能が低下している証拠です。
みなさんも他の人にみてもらってはどうでしょうか。簡単に調べることができます。注意点は、この状態で埋没は絶対やめた方がいいということです。埋没では挙筋機能を強化できません。緩んだゴムの上に、ゴムをかけてもよくなりませんよね。ちゃんとイメージしましょう。ちゃんと挙筋群短縮を行う必要があるのです。
では術後をみていきましょう。

術後2週間です。若い方ですから、まだ腫れは目立ちます。しかし、若い方はここから急に腫れが引いてきます。
黒目は同じ程度開いていますね。
もう少し経過をみましょう。

術後3ヶ月です。おおよそ同じ程度まで挙上しました。ここで注目してもらいたいのが、術前になった症状が改善していることです。肩こりや眩しさ、頭痛などがよくなっているのです。
是非症状がある方は一度上をみて挙筋機能低下がないか調べてみましょう。他の人にみてもらうとよいですよ。
【費用】保険診療の場合:
・眼瞼下垂(挙筋短縮)手術
健康保険適応 3割負担 50,000円(税込み)@両眼
・睫毛内反症手術
健康保険適応 3割負担 40,000円(税込み)@両眼
・霰粒腫摘出術
健康保険適応 3割負担 2,100円(税込み)@片眼
(*自己負担額は保険負担割合や診療内容により異なります。)
(*他手術料金は都度お問い合わせください。)
【主なリスク・副作用】
- 腫脹、内出血
- 左右差
- 瘢痕形成
- 感染
- 再発
- 再手術の可能性
※掲載写真は患者様の同意を得て掲載しています。
※治療効果には個人差があります。
※掲載内容は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

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