今回の症例は20代女性の上下内側の逆さ睫毛についてです。
逆さ睫毛が重度だと目頭まで手術しないと完全に治りきりません。
まず症例をみていきましょう。
20代女性。幼少期から逆さ睫毛がありましたが、特に5年前から逆さ睫毛が眼球に当たってずっと痛み続けていたとのことで、当院に来院されました。

上下とも腫れぼったいまぶたをされています。逆さ睫毛は顕微鏡でみないとその詳細がわかりません。


上下とも眼球に睫毛が直接刺さっています。目頭まで睫毛が生えているため、この部位の処理も行わないといけません。

このように傷がたくさん眼球に生じるのですね。
まず上下逆さ睫毛の手術を施行しました。

術後2週間です。まだ腫れていますが、上下の逆さ睫毛は改善しました。


しかしこのように目頭側の逆さ睫毛は改善しきっていないことがわかります。まだ異物感や痛みは残るのです。
上下との二重の引き込みを目頭まで伸ばすことはできません。その為、内眥形成といって、目頭のひだを内側に寄せる特殊な手術を行わないといけないのです。
そこで内眥形成まで施行しました。

術後2週間です。目頭が少し広がりましたね。あくまで逆さ睫毛を治すためですから、やや控えめとしております。
もう少し時間が経つと・・・

術後3ヶ月です。結構自然な仕上がりですね。もちろん逆さ睫毛もよくなっています。


目頭の逆さ睫毛もなんとか立ち上がりました。
このように重症度に応じて適切な術式で再発ないようにしっかりと治療しております。
【費用】保険診療の場合:
・眼瞼下垂(挙筋短縮)手術
健康保険適応 3割負担 50,000円(税込み)@両眼
・睫毛内反症手術
健康保険適応 3割負担 40,000円(税込み)@両眼
・霰粒腫摘出術
健康保険適応 3割負担 2,100円(税込み)@片眼
(*自己負担額は保険負担割合や診療内容により異なります。)
(*他手術料金は都度お問い合わせください。)
【主なリスク・副作用】
- 腫脹、内出血
- 左右差
- 瘢痕形成
- 感染
- 再発
- 再手術の可能性
※掲載写真は患者様の同意を得て掲載しています。
※治療効果には個人差があります。
※掲載内容は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

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