60代女性。おでこを使ってまぶたを挙げる癖が治らない!たるみの強い眼瞼下垂に対する挙筋前転術の術後経過について。

今回の症例は60代女性の眼瞼下垂についてです。

皮膚弛緩や挙筋機能低下によって眼瞼下垂が進行すると、おでこでまぶたを挙げる癖が出てきます。

おでこのシワが深くなり、眉毛が非対称に上がってしまいます。しかし無理やり挙げているので、夕方くらいになるとかなり疲れてきます。

そんな症状ありませんか?

では早速症例を見ていきましょう。

60代女性。まぶたのたるみが強いため、まぶたが重く、おでこでまぶたを挙げる癖が治らないとのことで治療希望で来院されました。

術前です。

普段はこのくらいです。しかし無理やり眉毛を上げると・・・

確かに少しまぶたが開きますが、おでこの皺が深くなりましたね。1日中これを続けるのはかなりつらいですね。

挙筋機能低下が強いため、まず挙筋前転を行いました。皮膚弛緩も結構あるので、同時に皮膚切除も施行しております。術後2週間です。

かなり開きやすくなっていますね。まぶたも良く上がっています。まだ少し腫れています。

術後3ヶ月です。

まぶたの開きはよいですね。しかし眉毛が結構下がりました。実はこのような方は良くいらっしゃいます。しかし術前に予想できません。では眉毛が下がるとどうなるかというと・・・

このように皮膚がたるんでくるのです。実は初回手術でもちゃんと皮膚切除しています。

しかし術後眉毛が下がったことで、左目の皮膚弛緩が出ていますね。

まだまぶたが結構重たい症状がありましたので、追加で皮膚を切除しました。(保険では厳格な適応制限があります。自費ですと二重を揃えるなど自由な調整が可能です。)

皮膚切除した術後です。

違和感のない、自然な仕上がりになりましたね。まぶたの重みも改善しました。

おでこのシワも改善しました。

人によっては、さらに眉毛が下がってくる方もいます。その場合、ブロウリフトといって眉毛を逆に上げる手術が必要なこともあります。しかしちゃんとした適応を調べる必要もあります。

当院ではどのような状態でも対応できます。是非お困りの方はご相談ください。

(ただし保険と自費の適応制限はありますので、お気をつけください。)

【費用】保険診療の場合:

・眼瞼下垂(挙筋短縮)手術

健康保険適応 3割負担 50,000円(税込み)@両眼

・睫毛内反症手術

健康保険適応 3割負担 40,000円(税込み)@両眼

・霰粒腫摘出術

健康保険適応 3割負担 2,100円(税込み)@片眼

(*自己負担額は保険負担割合や診療内容により異なります。)

(*他手術料金は都度お問い合わせください。)

【主なリスク・副作用】

  • 腫脹、内出血
  • 左右差
  • 瘢痕形成
  • 感染
  • 再発
  • 再手術の可能性

※掲載写真は患者様の同意を得て掲載しています。

※治療効果には個人差があります。

※掲載内容は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次