今回の症例は皮膚弛緩型の眼瞼下垂に対する眉毛下皮膚切除の経過についてです。
実は個人的には眉毛下皮膚切除はあまり適応範囲は広くないと考えています。
それは表に傷がどうしても出てしまうのと、皮膚が薄い人にはあまりメリットがないからです。二重も作れないのもありますね。ただこれは男性にとってはメリットかもしれません。
さてではどのような方に手術すればよいでしょうか。
まず、まぶたの皮膚が厚ぼったい人、挙筋機能低下がない人、元々綺麗な二重を持っている人(埋没は除く)、男性などです。
症例を見ていきましょう。
60代女性。まぶたが重く、運転でもみづらくなってきたため、当院を受診されました。



目尻まで厚ぼったい皮膚が垂れています。挙筋機能の低下はありませんでした。
二重からの皮膚切除は外側まで取り切ることが難しい場合もあります。しかし眉毛下皮膚切除なら、外側までしっかり皮膚を取ることができます。
そのため、眉毛下皮膚切除を施行しました。
術後2週間です。



結構スッキリしましたね。内出血が重力で下りてきますので、少し内出血が目立ちますね。
しかしこれは自然にもちろんよくなっていきます。
術後3ヶ月をみましょう。



見開きがよくなり、症状もスッキリよくなりました。傷もそれほど目立ちません。
当院では保険でも綺麗に縫う技術をしっかり活用しております。それはそういった技術がないと悪性腫瘍の再建術や緊急の裂傷などに対応できないからです。
眼瞼下垂も様々な術式に対応しています。保険と自費でそれぞれ適応制限がありますので、都度お問い合わせください。
【費用】保険診療の場合:
・眼瞼下垂(挙筋短縮)手術
健康保険適応 3割負担 50,000円(税込み)@両眼
・睫毛内反症手術
健康保険適応 3割負担 40,000円(税込み)@両眼
・霰粒腫摘出術
健康保険適応 3割負担 2,100円(税込み)@片眼
(*自己負担額は保険負担割合や診療内容により異なります。)
(*他手術料金は都度お問い合わせください。)
【主なリスク・副作用】
- 腫脹、内出血
- 左右差
- 瘢痕形成
- 感染
- 再発
- 再手術の可能性
※掲載写真は患者様の同意を得て掲載しています。
※治療効果には個人差があります。
※掲載内容は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

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